菅島の主要産業の1つである黒海苔養殖は、古くより「葉体冷凍」という全国唯一の製法で作られ、旨味が濃く美味しいと評判です。
豊かな川から流れる栄養豊富な水と黒潮のミラクル
菅島の海は、木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)と宮川(6年連続で水質ランキング日本一)と五十鈴川(伊勢神宮の横を流れる神聖な川)の栄養豊富な水が流れ込みます。
一方で太平洋側からくる黒潮とちょうどよい感じにぶるかりまざるため、ミネラル豊富で味が良い(甘く味が濃い)海苔ができます。

独自の冷凍製法が旨さの秘訣!?
菅島を含む鳥羽の海苔養殖は、海苔を冷凍熟成させる工程があります。この工程を行っている産地は日本で鳥羽のみですので、世界唯一の独自製法と言えるでしょう。
冷凍熟成は、海苔の細胞壁が破れさせる効果があり、この効果によって海苔はやわらかくなり、甘みも増すといわれています。
そもそも菅島の海苔は、豊かな漁場のおかげで味の濃い海苔が獲れるのですが、さらにその海苔を冷凍熟成しているんです。
だから誰もがびっくりするほどの美味しい海苔が作られます。

ただ、生産量が少ないため、全国にはほぼ出回らず、ほとんどの海苔が地元で消費されています。お近くのスーパーで買うのは少々難しい可能性があるので、是非鳥羽に足を運び、貴重な菅島海苔をお買い求めください。
菅島海苔は地元の乾物専門店の通販(楽天市場)でご購入が可能です。
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