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 菅島 島っ子ガイド留学 体験談

この春(2026年)、菅島として初めての離島留学の受け入れが始まり、久米郁仁(くめいくと)くんがおばあ様(たかこさん)と一緒に島にやってきてくれました。

はじめての島での暮らしのなかで、郁仁くんは何を感じ、どんな毎日を過ごしているのでしょうか。
島での出会いや体験、そして少しずつ生まれている変化を、インタビューを通してお届けします。

1.自己紹介 

郁仁くん:

小学4年生の久米郁仁です。

東京の江戸川区から来ました。 

 

2. 島っ子ガイド 留学を選んだ理由・経緯 

2-1. 郁仁くんの動機 

郁仁くん: 

小学1年生のとき、テレビでりとう留学の特集を見て、「自然が多くて人が少ないのはすごいなあ」って思って、ずっと行きたいと思ってました。夢でした。おうちの人に「島に行きたい」っておはなしして、「りゅうがくしたい」とずっと言ってました。 

2-2. 菅島を選ぶまでの経緯(たかこさん) 

たかこさん: 

郁仁は小1の頃から島留学を希望してましたが、娘(郁仁の母)が「島での生活は絶対無理」という状況だったので、最初は「里親型」で4年生から一人で行かせようと計画していたんです。でも、3年生になって実際に行く年齢に近づいてみると、やっぱり里親型は郁仁も不安だろうなと 

思うようになりました。でも、やっぱり郁仁の夢をかなえてあげたくて。「じゃあ私が一緒に行く」ということになりました(笑)。 

三重県の答志島と菅島を調べたんですが、答志島では「祖母はダメ」と断られてしまいまして。菅島に電話したら、「実績はないけれど祖母でも大丈夫ですよ」と言っていただいて。もともと私が三重県出身なので、知らない県よりも三重県の方が安心できるという気持ちもありました。 

そして、昨年夏の島っ子体験で初めて菅島に来てみんなと会って、郁仁と「この島に来れたらいいね〜」って話していました。さらに、11月の島っ子ガイドでみんなと再会した時「絶対ここだ!」って2人共が感じた事が、留学の決め手になりました。その直感は間違ってなかったです

3. 体験入学・来島したときの気持ち 

郁仁くん: 

初めて島に来たから、ちょっとおどろきました。テレビで見た島と似ているなあって思ったし。ふなよいするかなと思ったけど、いがいと大丈夫でした。自分でもすごいと思いました(えがお)。 

4. 学校生活・友人関係 

4-1. 学校の雰囲気 

郁仁くん: 

先生も友達もやさしくて、授業も楽しいと思います。今は島っ子ガイドの練習で島の中をあるきまわったりしています。 

4-2. 居心地のよさ 

郁仁くん: 

最初はなれてなくて、ちょっと心配でした。東京の自分のクラスよりも学校全体の人数が少なかったから。でも今はなれてきて、居心地がいいです。東京にもどって3クラスになったら、ぎゃくに大変になるかなって思うくらいです(笑)。島はほとんど自然だから、そとを見たり、森の方を見たり、海の方を見たりすると、ほっとします。 

4-3. 友達との遊び 

郁仁くん: 

フットサルとか、野球とか、全校遊びでドッジボールやおにごっこもします。まえはサッカーをならっていたから、フットサルはやり方がちょっとちがくてまよいました。でも友達が教えてくれたので楽しめました。野球も友達が教えてくれて、初めてバットをふりました。 

5. 自然体験・島ならではの活動 

5-1. 海・浜での体験 

郁仁くん: 

海で海水よくしたり、シーグラスを探したり、水きりをしたりしています。おばあばが「浜の方にさんぽしよう」っていってくれて、一緒に行きました。 

5-2. 釣り 

郁仁くん: 

1回だけ行きました!島の友達と大人といっしょに人工島まで行って夜つりをしました。初めて自分でつることができました! 

5-3. 近所の人たちとの交流 

郁仁くん: 

学校からおうちに帰るとちゅうで伊勢海老とかサワラとかお魚をもらったことがあったり、あいさつしたらニコってしてくれたりします。 

たかこさん: 

郁仁はハチが怖くて、ハチが現れると帰り道に困ることがあるんですが、これまで島の方が……のべ何十人も送ってくださってるんです。「この子は留学生だ」と島全体で知ってくださっているから、みなさん声をかけてくださって。ほんとうにありがたいです。来てすぐから、島全体に守られているような安心感があります。子どもの親御さんだけでなく、島の方みんなが温かく見守ってくださって。「島全体が家族みたい」という感じがずっとあります。 

6. 運動会 

郁仁くん: 

学校の人たちだけでやると思っていたから、まさか町民運動会だとは思わなくて、びっくりしました!グラウンドに来ていた人の方が多く感じました。近所の人たちも来てくれて、ちょっとはずかしかったけど、東京では絶対に体験できないことだから、すごくいいなって思いました。 

はじめてソーランぶしをしました。東京にもどったら5年生からソーランぶしがあるから、先に学べてよかったです。リレーでは、さいごから2番目だったのに、走って大きくちぢめて、さいごの人にバトンをつなげることができました。いい思い出です! 

7. 生活面の変化・成長 

7-1. 食べ物の変化 

郁仁くん: 

魚がすごく食べられるようになりました!まえはお魚が苦手で、おすしのサーモンしか食べられなかったけど、今はおさしみも食べられます。サワラのおさしみが美味しいです! 

7-2. 虫への慣れ 

郁仁くん: 

最初はこわかったけど、だいぶ虫になれてきて、ハチいがいはさいきんはあまりこわくないです(笑い)。クモとかも、まえは「キャー」っていってたけど、今はふつうに通れます。 

7-3. 生活習慣・心の成長 

郁仁くん: 

物のせいりができるようになったり、人にちゃんとあいさつするようになったり、「ありがとうございます」「おねがいします」って言葉をつかうようにがんばっています。 

8. 特に印象に残ったこと・お気に入りの場所 

8-1. 最も心に残っている出来事 

郁仁くん: 

4月に初めて島に来たとき、島の小学生のみんながほぼ全員むかえに来てくれたこと!「友達できるかな」って心細かったけど、みんなで来てくれてうれしかったです。 

8-2. お気に入りの場所 

郁仁くん: 

なこら浜です!めずらしいシーグラスがとれるし、水きりも楽しめるし、大好きです。来たころは、水きり5回くらいしかできなかったけど、20回以上できるようになりました! 

あと、みなとからなこら浜に行くとちゅうの、かいだんを下りて海の中をあるけるみたいな道も好きです。 

9. 東京に戻ったら ― 島っ子ガイド留学の活かし方 

郁仁くん: 

東京を思い出すとちょっとさみしいなと思うことはあるけど、今はこの島を満喫しないとなって思っています。東京の友達には会いたいけど、もし東京の友達が菅島に来てくれたら、ぎゃくにぼくの代わりに島を好きになってくれるかなって思う。 

写真をいっぱいとって「こんな島に行ってきたよ!」ってみせたいです。菅島小学校の理科の先生がめちゃくちゃ面白いから、「菅島には面白い先生がいるよ!」って伝えたいです(笑い)。 

10. 島っ子ガイド留学を考えている子へ

郁仁くん: 

三重県の島は伊勢海老とかお魚とか、みかんとかも有名で、とっても楽しいところです!自然が多くて人が少ないのがいいと思います。都会に住んでいる人は島の生活になれていないかもしれないけど、いっぱい体験ができます。友達がたくさんできたらつりにも連れて行ってもらえます。楽しいことがたくさんあるから、ぜひ島に来てほしいです! 

たかこさん: 

来てすぐのころから、島の方みんながとても優しくて温かくて。子どもの親御さんや学校の関係者の方だけでなく、島全体の方が見守ってくださっているなと感じています。「守られている」という安心感が最初からずっとありますね。 

郁仁の夢をかなえてあげられてよかったです。本当は1年間いさせてあげたかったのですが、私の仕事の都合で1学期で帰りますが、みなさんにも優しくしてもらい、本当に感謝しています。 

これからもたくさんの思い出をつくってください。菅島みんなで応援しています! 

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