去る11月16日と17日、菅島では2日間にわたり晋山式が行われました。
晋山式とは、「曹洞宗や臨済宗などの寺院において、新しく住職となる僧侶が正式に就任する儀式で、住職交代式とも呼ばれ、新住職と檀信徒が仏祖の恩に報いる誓いを交わす大切な式典」です。
そしてそんな大切な儀式である晋山式が、菅島にある唯一のお寺「冷泉寺」で行われました。
1日目は冷泉寺本堂内で首座入寺式(しゅそにゅうじしき)・本則行茶(ほんそくぎょうちゃ)などの儀式が行われました。
荒天の中の式典となり、帰りのチャーター船が出ない等、想定外の事態もありましたが、冷泉寺本堂内での儀式は無事終了することができました。ただ、明日の天気の心配だけが残りました。
そして翌日、前日から朝方までかけて激しい雨が降り注ぎ、滞りなく儀式ができるのか誰しも不安であったのですが、晋山式に合わせたかのように、菅島はこの上ない晴天に恵まれました。
そんな恵まれた青空の中、晋山式のハイライトである菅島の子供たちによる稚児行列が行われました。
港からお寺までの約5分の距離を子供たちとパパママが歩きます。
普段しないお化粧をほどこしてもらって、こどもたちは嬉しそう♪
*写真はママが子供に口紅を塗っているところ。
子供たちのおかげもあり、式は和やかに且つ粛々と進行されました。
数か月も前から、この日のために準備をしていただいた晋山式結成委員会のみなさま、当日遠方からお越しいただいた寺院関係者のみなさま、ありがとうございました。
新しい住職となった菅島の冷泉寺。
是非菅島に来たときは、みなさんも訪れてくださいね。
お待ちしております!