小学校の話題

菅島小学校児童が老人クラブのみなさまと昔の遊びについて学習しました

2022年3月9日、菅島小学校コミュニティ・スクール(学校運営協議会)が主催する昔の遊び集会において、菅島小学校の児童が凧づくり等を通じて昔の遊びについて学習しました。


この昔遊び集会は、菅島小学校にコミュニティ・スクールが設立された2019年度より開催を続けており、今回が3回目となります。

昔の遊びを通して、地元の老人クラブの方との交流を図るとともに、身の回りの自然現象に興味を持ち、理科の学習につなげることを目的にしています。

本来であれば2月に開催される予定でしたが、三重県のまん延防止等重点措置を受けていったん中止となり、今回、規模を縮小してなんとか開催することができました。

凧づくりの説明をする菅島小学校学校運営協議会会長

当初の予定では、低学年が「風車」と「凧」、高学年が「竹とんぼ」と「凧」をつくることになっていましたが、規模を縮小して全学年で簡易的な「凧」づくりをしました。

児童たちが各々好きな絵を描いた和紙を竹で作った骨組みにのりで貼り付け、新聞紙で作った尾と、最後に凧糸をつけて完成です。

凧づくりをする菅島小学校児童1
凧づくりをする菅島小学校児童3

のりが乾くまでしばらく待ってから、みんなで運動場で飛ばしてみました。

風の島と呼ばれるほど冬場は風の強い菅島ですが、この日は少し風が弱めでした。

子どもたちは、運動場を走り回りながら、風を読み、少しずつ凧糸を伸ばし、競って凧をあげていました。

運動場で凧をあげる菅島小学校児童

ここ2年間は楽しいことが何もかも無くなってしまって寂しい学校生活でしたが、規模を縮小してでもこうやって子どもたちが楽しめるイベントが開催出来てよかったです。

準備をしていただいた老人クラブの皆さま、学校運営協議会の皆さま、ありがとうございました。

そしてこの昔遊び集会をもって、今年度の菅島小学校コミュニティ・スクールの活動は終了しました。

来年度も子どもたちが楽しめるように、協議会委員全員で知恵を出し合っていきたいと思います。

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