2020年8月8日、ハウジングアンドコミュニティ財団の「住まいとコミュニティ活動助成」に採択された私たちの活動について、財団の松本昭専務理事他、東京大学の大月敏雄先生、法政大学の保井美樹先生、跡見学園女子大学の安島博幸先生に視察いただき、様々な意見交換会を実施しました。
安島先生は、平成27年の鳥羽市観光基本計画を策定された方で、また、保井先生は海士町のまちづくりに関わっている方でいらっしゃいます。
改修予定の空き家については、今後改修作業に入りますが、その改修前の空き家の状態について見ていただきました。
築60年以上(推定)の物件なので、とても古くガタが来ているところもありますが、2階はリフォームが施してあり、比較的新しくなっていますし、リフォームしていない1階は昔ながらの造りとなっています。
この1階部分はそのまま残しておいたほうが良い等、参考になるアドバイスをたくさんいただきました。
その後の意見交換会では、私たちから現在の状況や今後の課題について説明した後、具体的な活動方針についてご意見をいただきました。
内容については空き家のことに限定されず、漁業のこと、学校のこと、島での生活のことなど様々なことに及びました。
私たちの活動は、空き家・移住定住のことだけではないので、その意味でも、地域づくりや建築デザインの専門家である先生方にまちづくりについて多くの貴重なご意見をいただいたことは、私たちにとっても菅島にとってもすごく有意義なことでした。
今後はいただいたアドバイスを参考にしながら、「菅島の強みを活かして」「私たちは何がしたいのか」を考えながら
活動を推進してきたいと思います。
視察団の皆さま、暑い中、そして遠いところまでご足労いただき、本当にありがとうございました。