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奇跡の連続!島っ子ガイドフェスティバル2024

イベント続きの菅島では、11/9に年に一度の島っ子ガイドが行われました。

実はこの日の天気予報は大雨予報、しかも大荒れの予報が続いていたのですが……島の子たちもってます!

なんと連日の予報を覆すが如く、晴天

子供たちの日頃の行いが良いのでしょうね。

しかもここ最近では最も暖かい好天に恵まれた日になりました。

大人気ガイドの島っ子たち、その訳は?

菅島の島っ子ガイドは各所で評判を呼んでいる有名イベントです。

その理由は、何より子供ガイドのクオリティ♪

今日の記事では、その素晴らしさを余すことなくお伝えしていきますね!

①涙うるうる?の大歓迎!

子供たちは当然ながら、船が到着する前からスタンバイ。

そして船が港に近づいてくると大歓迎のご挨拶。

子供たちの声ってなんでこんなに幸せな気持ちになるのでしょう。

きっと来島してくれたお客様も子供たちの声に心が響いたに違いありません。

そしてお客様が到着すると、港前の広場に場所を移動し、歓迎セレモニーが始まります。

②ハキハキびっくり!自己紹介

セレモニーが終わると、各班に分かれて自己紹介。

みんなハキハキと大きな声で自己紹介をしていきます。きっと学校でも沢山練習したんでしょう。1、2年生もとっても大きな声でハキハキと自己紹介をしていました。

お客様の自己紹介も終わると、各班それぞれのコースを回っていきます。

1、2年生のチームは、2㎞の平坦なコース

3、4、5年生は、菅島灯台を目指ししろんご海道を右回りチームと左回りチームに別れて3㎞ほど歩きます。

合計3班に分かれて、それぞれお客さんと楽しい時間が始まります。

③練りに練ったガイドプランに感動!

今回記者は3、4年生の左回りチーム(黄色チーム)に参加しましたので、そちらの模様をお届けします。

まずは、今日のハイキングのコースの説明。

地図も子供たちの手作り。そしてどこで誰がどんな説明するのかも簡単に説明して、ガイドが始まります。

黄色チームガイドのトップバッターは、パパが釣り船をしているゆうしん君。

パパの船の説明、そして釣りについて詳しく説明してくれました。

次は、パパが定期船の船長をしているしんちゃんの番。

場所を船着き場に移動し、定期船のお話をしてくれました。

ここからはしばらくひたすら歩く時間が続きますが、子供たちはガイドに余念がありません。

島の建物や自分の家など、歩く度に説明をしてくれて

そして、とっても急な坂をみんなで登り切る手前で少し休憩。

その後、波の音が聞こえる山の中を歩き

菅島灯台へ!

この日は菅島灯台を管轄している海上保安庁の協力で、お客様は灯台の中に入ることができました。

灯台の上から見る景色は本当に絶景ですので、是非みなさんにも堪能してほしいです。

しかも菅島灯台の開放日は、年に二回のみ!

しろんご祭と島っ子ガイドの日だけです。

島っ子ガイドが如何に愛されているイベントであるかが分かりますよね。

菅島灯台では、先祖代々灯台管理の補佐をしていた家のまひろ君による菅島灯台の説明をしてもらい、さらに「菅島灯台の歌」を子供たちが披露してくれました。

そして菅島灯台を後にし、テクテク歩いて、ガイドはしろんご浜へ。

のその前に!びっくりする出来事が!

③大人も感動!な幸運な奇跡

なんとこの日、なかなか出会うことのできない渡り蝶の大群がいたのです。

その名はアサギマダラ!

↑花の右端にアサギマダラがいます。分かりますか?

この日は幸運なことに、あちらこちらにアサギマダラがいっぱい。

大人も子供も大興奮でアサギマダラを追っかけます。

④余念のないガイドに大感動

そしてアサギマダラにバイバイして、ようやくしろんご浜へ。

しろんご浜は海女の聖地。

だから、海女のお話をしてくれました。

担当してくれたのは、おばあちゃんが海女のぜんちゃん。

あわびのこと、そして海女の仕事のことを詳しく説明してくれました。

そしてさらにテクテク歩いて、山道は終わり港の手前へ。

ここでは、のんちゃんがお母さんの仕事である海藻アカモクの説明をしてくれました。

さらにのんびり歩いて

ようやく辿り着いた港の刺し網漁の小屋の前で、さかな博士のまひろ君がさかなの知識を大披露!

さかな博士はいつも以上に流暢に、息吸うのも忘れるが如く楽しそうにお話ししてくれました。さかな博士のお話は、いつもマニアックで面白いのですが、魚の呼ばれ方の違い(菅島で呼ばれる魚の名前と一般的な名前の違い)は特に勉強になりました。

お別れセレモニーも涙涙です

楽しい時間はあっという間、ガイドの後、みんなでご飯を食べたらお別れの時間です。

お別れセレモニーは、漁協直売所の前で行われました。

お客様に今日の感想を話し、お土産を渡すと

いよいよ本当のお別れ。

船でお別れは、なんだかいつも悲しいけど、また会えるよね!

子供たちはその気持ちを胸に走ります!

船着き場の反対側まで走りに走って「またね~!」の大合唱

まるで映画みたいでしょ?

そんな映画の一員になりたいと思ったら、是非次回はみなさんも来てください。

今回の記事でかなりネタバレしてしまった感はありますが、ネタバレしても、それ以上の感動がここに来ればで会えること間違いないですから!

待ってますよ♪

来年こそはと思ってる方は、下記サイトからの応募お待ちしております。

↓応募はここから↓

海島遊民クラブ

いろんな奇跡がある菅島にみなさん来てください♪

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