鳥羽の離島には、毎年夏になると全国各地の学生さんが学びのためにやって来きてくれます。
それぞれ得意な分野で、離島振興について考え行動してくれています。
この夏菅島には、京都府立大学院の学生の二階堂君と塩見君のお二人がインターンとしてやってきてくれました。
お二人の専門分野は建築。
この専門知識を活かすべく、二人は菅島の住宅構造を歴史から遡り、菅島の空き家の活用方法やリノベの提案をしてくださいました。
彼らがデータ化してくれるまではっきりと気が付いていなかったのですが、菅島の家の構造には独特の文化があったことを知ることとなりました。
また増えている空き家の有効活用（リノベ）に関しては、古き良き菅島の建築文化の良さを残しながらも新たなニーズを取り入れ現代的な民家への改装を提案して頂きました。
下記の画像は二階堂君が中心になって作ってくれたリノベ案の一部です。
素敵ですね。
菅島に限らず漁村の多くは、小道が狭い上にひしめき合って狭い空間に幾つもの家を建てる傾向が強いため、日当たりに難を感じてしまいやすいのですが、二人の案では採光もしっかり考慮されており明るい生活が実現しそうです。
否が応でも増えていくばかりの空き家問題を、若い力と一緒に解決していきたいです。
二階堂君、塩見君、2週間の長き渡ってのインターンありがとうございました。
また菅島に来てくださいね！
追記9/4
インターンの塩見君が、滞在期間中に見た菅島の姿を動画にしてくれました。
私たちが住んでいる菅島の普段気が付かない目に見えなていない部分を上手に汲み取ってくださり、島民も大感激の動画です。
是非皆さんも見てください。
また塩見君が滞在期間中に撮影してくれた写真や動画は今後菅島のPRに活用させて頂くべく、催事での展示が決まっています。
具体的には
9/14～16 伊勢志摩シーパラダイスの伊勢夫婦岩めおと横丁で開催される「菅島フェア」ブースにて、写真の一部をご紹介できるように段取り中です。
その後、伊勢志摩地域のどこかで写真展の開催も予定しています。具体的な場所や日時が決まりましたら追って連絡致しますので、是非とも皆さん楽しみにしていてください。
改めまして、塩見君、二階堂君、菅島に来てくれて、菅島のために活動してくれて本当にありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。