人工島の砂浜に並ぶカラフルなシーカヤック

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菅島小学校の児童がシーカヤック体験をしました

2022年9月11日、三重大学生物資源科学部の学生さんたちが自然環境実習の一環として、シーカヤックで菅島に訪れてくれました。

当日は、以前から学校運営協議会としてお付き合いいただいている三重大学水産実験所の山本先生からお声がけいただき、菅島小学校の児童と交流会(シーカヤック体験)を行いました。

この日の菅島は素晴らしい秋晴れで、波もおだやかで絶好のマリンスポーツ日和でした。

全校児童が参加した交流会では、自己紹介の後パドルの漕ぎ方等乗り方のレクチャーを受け、低学年は二人乗りのカヤックに、高学年は一人乗りのカヤックに乗り、いつも海水浴をしている人工島(沖ノ島)の海に飛び出しました。

シーカヤックのレクチャーを受ける子どもたち

始めはなかなか上手に進めなかった低学年の児童たちも、二人でワイワイガヤガヤ叫びながら艇を進め、コツをつかんでからは上手に乗りこなすことができました。

シーカヤックを楽しむ子供たち

一人乗りの高学年の児童たちは、インストラクターの方と一緒に網で囲いのある海水浴エリアを乗り越え、少し外の海まで出て、初めてのシーカヤックを楽しみました。

菅島の人工島近海でシーカヤックの乗る児童

三重大学水産実験所の山本先生は「島の子どもたちは海に慣れているから、勝手がわかっていて乗るのがとても上手」と驚きながら話してくれました。

よほど楽しかったのか、皆なかなか岸に戻って来ず、当初の予定より時間をオーバーしてしまいました。

戻ってきた子どもたちは「とても楽しかった」「腕が疲れた」「ちょっと難しかった」等、シーカヤック体験の感想を話してくれました。

カラフルなシーカヤック

学校運営協議会の中村会長は「天気も良くて、本当に子どもたちが楽しめたようでよかった。来年も・・いや毎年の恒例行事としたい」と意気込んでいました。

最後にお別れの挨拶をしてから交流会は解散となりましたが、学生のみなさんは自然環境実習の一環として、このまま人工島で一泊されるとのことでした。お疲れさまです。

今回のシーカヤック体験は学校運営協議会としても初めての試みでしたが、三重大学水産実験所の山本先生、学生の皆さま、インストラクターの方々のおかげでとても楽しい有意義な行事となりました。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

菅島の街並みとシーカヤック

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