歩きながらタブレット越しに会話をする島っ子ガイド児童

小学校の話題 菅島について

2021年度菅島小学校「島っ子ガイド~今年はオンライン~」が開催されました

2021年11月2日、今年度の島っ子ガイドフェスティバルが開催されました。

島っ子ガイドとは、自然豊かな漁村で生まれ育った菅島小学校の全児童がそれぞれのコースに分かれて島をご案内するガイドツアーイベントです。

今年度は新型コロナウィルス感染・拡大防止のため、例年のように菅島に来ていただいてガイドするという形式ではなく、子供たちが島内を回りガイドする様子をオンライン生配信するという形で実施しました。

オンライン参加者に自己紹介する島っ子ガイド児童
菅島灯台の歌を歌う島っ子ガイド児童
オンライン参加者と対面する島っ子ガイド児童

昨年は島内の地域の方々や保護者の方々をお客さまと見立ててガイドを実施しましたので、2年連続で本来の開催形式とは異なる形となってしまい残念ですが、遠方の方や多くの方に見ていただくための手段として、今回のオンライン配信は今後の島っ子ガイドに様々な可能性を示してくれました。

しかしやっぱり島っ子ガイドは、島内の子どもたちと島外から来ていただくお客さまとのリアルでの触れ合いが醍醐味だと思いますので、次回は本来の形式で開催されることを切に願います。

コロナ禍以前の島っ子ガイドの様子は下記の記事がわかりやすいと思います。

さて、例年は高学年、低学年など各チームに分かれて同時進行でスタートするのですが、今回はオンライン配信ということで午前と午後、それぞれ時間をずらしてガイドがスタートしました。

おなじみのオレンジのシャツを着て、まず午前の部、1・2年生チームがスタートして、午後からは4・6年生チームの出番です。

公園の前でクイズの準備をする島っ子ガイド児童
消防格納庫を紹介する島っ子ガイド児童

参加するお客さまはオンラインでの参加なので菅島にはやってきませんが、実際に来島したときのように、船着き場で「ようこそ菅島へ」の看板を掲げて、大きな声で迎えるところから始まりました。

それぞれのチームがタブレット端末を通してお互いに自己紹介をしました。ネット回線を通じての自己紹介なので難しい部分もあったかと思いますが、離れた場所でも繋がれるのはすごいです。

初めて島っ子ガイドを経験するドキドキの1年生と、それを引っ張る頼もしい2年生は自分たちが大好きな魚やいつも遊ぶ公園、お父さんの仕事などをクイズを交えて紹介しました。

ベテランの4年生・6年生は目に入った施設などをアドリブで紹介しながら、余裕すら感じられるガイドでした。さすがです。

島内の食堂・重太郎屋を紹介する島っ子ガイド児童
菅島で冬に釣れる魚を紹介する島っ子ガイド児童

参加者のお客さまと実際にお会いしてガイドすることはできませんでしたが、この経験は今後につながっていくと思います。

来年はもっともっとパワーアップしたみんなの姿を楽しみにしています。次こそは参加者のみなさまに菅島に来ていただいて開催したいですね。

6年生は最後の島っ子ガイドとなりました。6年間お疲れさまでした!

菅島診療所を紹介する島っ子ガイド児童

最後に、コロナ禍でもこのような形でも開催に漕ぎつけていただいた先生方、ご協力いただいた鳥羽市エコツーリズム推進協議会さま、海島遊民くらぶさま、本当にありがとうございました。

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