2021年11月14日（日）、菅島・人工島において「釣り大会とおいしく食べよう会」が開催されました。
この会は、島に生まれた子どもたちが、目の前の海での魚釣り体験と、その魚をおいしく食する体験を通して島の自然の豊かさを再確認し、郷土愛を醸成することを目的とし、菅島小学校学校運営協議会（コミュニティ・スクール）が主催し、菅島小学校PTAと菅島保育所PKA（保護者会）が協賛しています。
菅島小学校コミュニティ・スクールとしては初めての試みとなります。
11月の菅島ではめったにない晴れ渡る青空の下、島内の小学生以下のほとんどの子どもたち・保護者の皆さまにご参加いただきました。
コミュニティ・スクール会長のあいさつの後、まずは人工島内のごみ拾いをしました。
短い時間のごみ拾いでしたが、海岸に流れ着くペットボトル・空き缶・お菓子の袋などのゴミを20袋ほど集めることができました。
さて、続いては本日のメインイベントの釣り大会、保育所保護者会長のルール説明の後、竿と餌を握りしめ、釣り開始です。時間は2時間くらいですが、さぁ、どんな魚が釣れるでしょうか。
菅島漁港の目の前に浮かぶ人工島は西端から東端まで約460m、鳥羽湾に面する北側、菅島漁港に面する南側、海水浴場あり、堤防・テトラポッドありと、様々なポイントがあります。
子供たちはお父さんやお母さんの手を引っ張り、我先にと各々のポイントに散らばり、魚釣りを開始しました。
冬に向けて徐々に寒くなってくる11月の菅島の海なのでそんなには釣れないだろうという大人たち（漁師さん含む）の予想はことごとく外れ、まさかの大漁で、たくさんの魚を釣ることができました。みんな、すごいぞ！
魚釣りの後はみんなが楽しみにしている昼食の時間です。
釣った魚は半分を素揚げに、もう半分を塩焼きにしました。そしてお母さん方が朝早くから丹精込めてつくってくれたカレーライスも！
気持ちいい青空の下、みんなで一緒に食べるカレーライスはとても美味しく、そして自分たちで釣った魚もとても美味しかったようです。これをきっかけにみんながもっと魚を好きになってくれると嬉しいです。
初めてのイベントだったのでどうなるかわからないところもありましたが、何よりも天気が良かったし、子どもたちみんなが1匹以上の魚を釣ることができたので、大成功でした。
いくつかの反省点もありますので、また来年、開催できるように準備を進めていきたいと思います。
学校運営協議会協議員のみなさま、保護者の皆さま、ご協力いただいた地域の皆さま、お疲れさまでした。