すじ青のりの摘採作業の様子2

活動内容 青のり養殖事業

2020年度すじ青のり養殖事業が最盛期を迎えています

これは私たちの挑戦です。

昨年度、誰もがすじ青のり養殖の経験は初めてという状況でしたので、あまりリスクをとって投資することはできませんでした。

結果、失敗もありましたのでそれほど多くの量を生産することはできませんでしたが、菅島の海でもすじ青のりの養殖ができることが確認できました。

これが一番の収穫です。

そして今シーズン。

私たちは、昨年の経験を活かしながら、リスクをとって投資することを選びました。

網の数を増やして、すなわち青のりの量産をすることを年度当初の目標に掲げました。

自然が相手ですので、生産するすじ青のりの質や量はどうしても天候や海水温などに左右されてしまいますが、ここまでは概ね順調に来ることができました。

すじ青のりの摘採作業の様子

そして先日2020年11月17日、1回目の摘採(成長した青のりを刈り採ること)を無事終えることができました。

肝心の出来栄えについては、「原藻の色がとても良い」とのことでした。

摘採したすじ青のりを切り揃える作業風景

翌日、刈り取ったすじ青のりを乾燥させるべく(自前の乾燥機は持っていません!)、いつもお世話になっている志摩磯部飯浜の青のり業者さまへ持ち込みました。

摘採して切り揃えたすじ青のり

実際に乾燥させると色々な理由により少し質が落ちてしまいましたが、乾燥の方法等についてもたくさん勉強させていただきました。

完成はまだ先になりますし、2回目3回目の摘採も、できるかどうか分かりませんがこれからです。

寒い時期を迎え、過酷な船上作業等が続きますが、最後に良い結果がでるように、みんなで活動を積み重ねていきます。

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